読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

どしたんっ、その音!

〜吹奏楽/ブラスバンドに関わってまだ日が浅い指導者のための指南書として〜

心の響きは 無二の旋律

心の響きは 無二の旋律

   f:id:music-sphere:20170313223303j:plain

     卒業生に贈った言葉。

       説明は,むしろいらないよね。

 

音の向かう先(音程を合わせよう)

楽器を演奏する時。

音が向かう先をイメージして意志をもって音、特に音程をつくらないと

惰性で生まれた行き場のない音になってしまう

 

大前提として知っておかなければならないことは、

吹奏楽で使用する管楽器は、ただ吹いただけでは正しい音程にならない」

ということ。

 

楽器のもつ癖であったり、自分自身の吹き方の問題だったり、とにかく、自動的にその音程にハマることはなく、(その精度の高い楽器は存在するけれど)演奏者は常に音程をコントロールしながら演奏しなければならないのだ。

 

実際子どもにとって,これって本当に大変。

作戦を練らないと,この音合わせだけで一日がなくなってしまうほど。

 

しかし、演奏中に意識するポイントがあって、それを知っておけばストレスがかなり減る。

 それは、「なぜ音程がズレるか」を知り,「どうすればズレにくくなるか」の対策を考えるのだ。

以下は,僕がやってみた方法。いがいといいと思ってる。

続きを読む

語ろう、夢

今日は、吹奏楽部の保護者会説明会を行った。

1年の活動計画を伝えるとともに、とあるプロジェクトについても説明する。なかなかビッグなプロジェクトだから、実現させるまでの数々の乗り越えるべきハードルが見えている。

 

こんな時大切にしたいのは、やはりその目的だ。

「何のためにそこに向かうのか。」これだ。

どこのバンドにも、「活動目的」というものを掲げているだろう。

それはすなわち、子ども達をどこへ導いていくかという「標」(しるべ)であり、活動を続けていくことで、どのような人間に育ってほしいかという「願い」であり、その結果もたらされる至福の「夢」なんだ。

 

なんとも淡いことを書こう。

 

親も、指導者も、子どもと共に同じ夢をみたいものだ。

その夢を共有して、一歩一歩、近づくために、共に努力したいものだ。

そして、夢に辿り着いたその時。その至福を分かち合いたいものなのだ。

 

 

チューニングが嫌い(←だめ)

嫌いなんですよ,チューニングが。

 

いや,ダメなのはわかってますよ。チューニング,大事。

尊敬する先生の言葉は,

「442近辺で吹くな。442で吹け。」です。

が。

嫌いなんです。

   f:id:music-sphere:20170309222805p:plain(この絵,440やん。)

嫌いな理由は,なんかこう,メーターの左右に振り回されながら,単に中央を狙う作業感がたまらなくつらいから。

 

でも,音程がそろっているか否かは,音楽のクオリティを大きく左右するものであるため,メンバーには「チューナー使って合わせなよ」とは,まぁ,言います

 

ここで大切なのは,「なぜ,チューナーを使って音を合わせるか」ということを考えているかどうかです。

続きを読む

2つの三角形(その2:すてきな音楽をつくる三角形)

続いて,うちのリトルさん(新人さん)に教えた2つ目の三角形はこれ。

「すてきな音楽をつくる三角形」

いわゆる「音楽の三要素」というやつだ。 

  • リズム(律動)
  • メロディ(旋律)
  • ハーモニー(和音) 

文献によっては,「リズム」を最初においたり,「メロディ」を最初においたりと色々だが,リトルさんには「メロディ」を先に教える。

(自分は「リズム」を先に置くべきだと思っている。だって,人の鼓動だし,物がぶつかった音が2つ続けば,それがすでにリズムだからだ。)

 

  f:id:music-sphere:20170308225447j:plain

具体的な伝え方はこう。

続きを読む

やりたい曲 できる曲 やらせたい曲

地元には,小学生高学年を集めた「合同吹奏楽バンド」なるものがある。

今日,新年度はどんな体制で行くかを話し合う会議が行われた。

自分は例年通り「選曲委員」なるものに所属し,来年度はどんな曲に取り組むか考える役割に。

        f:id:music-sphere:20170307234810j:plain

曲を決める時に考えることは色々あるんだけど,その中の一つにこんなのがある。

 

【やりたい曲】【できる曲】【やらせたい曲】

指導者なら,悩まないことはないよね。

続きを読む

「音の記憶」 / 卒業式練習 入場退場

卒業式シーズン。
私たち吹奏楽部も,入退場の曲を演奏する事になっています。

1年間一緒に過ごし,同じ目標に向けてがんばった先輩達の卒業の場。

そんな節目の式に,音楽という形で華をそえられるのは,音楽家の特権かもしれません。


演奏曲は,入場「威風堂々」退場「なんでもないや」

退場曲は,映画「君の名は」でも使われていたしっとりとした名曲。

映画を二度も見たというファンの先生は,

「この退場曲が流れた時,なんだかグッときちゃいました!」

なんていうお言葉を。

きっと,映画と卒業と過去の記憶や経験がどこかでリンクして,そういった感情を呼び起こしたのかもしれません。

 

続きを読む