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どしたんっ、その音!

〜吹奏楽/ブラスバンドに関わってまだ日が浅い指導者のための指南書として〜

「音の記憶」 / 卒業式練習 入場退場

卒業式シーズン。
私たち吹奏楽部も,入退場の曲を演奏する事になっています。

1年間一緒に過ごし,同じ目標に向けてがんばった先輩達の卒業の場。

そんな節目の式に,音楽という形で華をそえられるのは,音楽家の特権かもしれません。


演奏曲は,入場「威風堂々」退場「なんでもないや」

退場曲は,映画「君の名は」でも使われていたしっとりとした名曲。

映画を二度も見たというファンの先生は,

「この退場曲が流れた時,なんだかグッときちゃいました!」

なんていうお言葉を。

きっと,映画と卒業と過去の記憶や経験がどこかでリンクして,そういった感情を呼び起こしたのかもしれません。

 

 音楽のこの,「今聴いている曲が,過去の記憶や経験とリンクして感情を呼び起こす」という現象。

音楽だけに限ったことではないけれど,「音」の記憶とでもいうのでしょうか,「音が心を揺さぶる」感じ。

 

是非,この感覚を卒業式本番にも!!

 

んでも,この曲のしっとり感,透明感を演奏で出すのって,ほんっっと難しい!!

放っておくと,なんだか音が「ガサガサ」する・・・・・・。

弱奏を極めるために,やはり思考しながら演奏せねば。

周囲を聴きつつ,空気のスピードをコントロールして,狙った音程と強弱を。

良い課題の曲に出会った。