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どしたんっ、その音!

〜吹奏楽/ブラスバンドに関わってまだ日が浅い指導者のための指南書として〜

2つの三角形(その2:すてきな音楽をつくる三角形)

続いて,うちのリトルさん(新人さん)に教えた2つ目の三角形はこれ。

「すてきな音楽をつくる三角形」

いわゆる「音楽の三要素」というやつだ。 

  • リズム(律動)
  • メロディ(旋律)
  • ハーモニー(和音) 

文献によっては,「リズム」を最初においたり,「メロディ」を最初においたりと色々だが,リトルさんには「メロディ」を先に教える。

(自分は「リズム」を先に置くべきだと思っている。だって,人の鼓動だし,物がぶつかった音が2つ続けば,それがすでにリズムだからだ。)

 

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具体的な伝え方はこう。

 リズムマシンがついた電子ピアノを使って説明すると便利。

 

【メロディ】

 ほら,これの曲,聴いたことある?

 そう,きらきら星だよね。

 でも,今は右手だけ。これを,メロディというよ。

 人間で言えば,顔だね。

 メロディは音楽の顔。色んな表情があるんだよ。

 

【ハーモニー】

 きらきら星のメロディに,こんな工夫をしたらどうかな?

 左手で和音をつけて・・・,ほら,メロディにぴったりの和音。

 さっきよりも,豪華な気分でしょ。

 でも,こうすると・・・(マイナーコードで)

 ほら・・・なんだか悲しくなったね。

 ハーモニーっていうのは,曲の気分を決めるんだよ。

 

【リズム】

 今度はこれに,打楽器を加えます。

 リズムマシーンを使って・・・・・・。

   きらきら星,マーチバージョン。

   きらきら星,ワルツバージョン。

   きらきら星,サンババージョン。

 ほら,歩いたり,踊ったりしちゃいたくなる。

 リズムは,生き生き感,わくわく感を作るんだよ


 

という具合。

実際にメンバーが演奏する際には,

「自分は楽曲の中で,どの役割を担っているのか」

を考えることは非常に大事。

なぜなら役割を自己判断して,役にあった演奏をする必要があるから

 

ちなみに僕は「メロディ・ハーモニー・リズム」に次の3つを加えて指導している。

「裏メロディー・ベース・飾り」

合計6つで,六相図なるものを描いてメンバーに伝えている。

それについては,また後日。

 

でも,この「役割」という考え方は,なかなか便利なのよ?